えーと最初に。
途中から貼り付けるコピペは俺があとでじっくり読むたのものです。
曲みっけた!
人のブログなんでh付記で張っとくか・・。
ttp://topicscollector.blog55.fc2.com/blog-entry-1017.html#more
前半がクロノトリガーで
後半がクロノクロスです。
クロスの曲はマジで名曲!
今聞いても鳥肌立つもん。
キッドが後ろ振り向くシーンとかまじヤバイ。
瞳に吸い込まれるってああいうこというんだろなってオモタ。
とりあえずこれは聞いたほうがいい!
ちなみにクロスの曲は高校の時、着メロにしてた。
授業中鳴ったとき恥ずかしくて死にそうだったの覚えてるw
他にもみつけてこよっと。
最初に発売されたクロノトリガーは俺が小学生の時に出たんだったかなー。
おそらく過去最高のRPGだった。
もう何十周もクリアしたね。
エンディング11個だか12個あったんだよね。
RPG好きなら1度は絶対やっておくべき!
滅亡する未来を変えるために主人公達が過去から未来「時間」まで旅するっていうストーリー。
もともとSFCだったけど今はPSのザベストで出てるはず。
つってもかなり前に出たやつだけど。
で、中学くらいのときか?
クロノトリガーの続編が出た。
クロノクロス
こっちは主人公達が「時間」ではなく「次元」を旅するストーリーだった。
主人公が海で溺死したとき、
「主人公が溺死しなかった世界」
「主人公が溺死した世界」
2つの世界ができて冒険するっていうのだった。
いあー当時としてはかなり面白かったですね。
フルポリゴンっていうのも他にあんまりなかったし。
仲間になるキャラ40人くらいいたんだよね。
ただ・・。
全体としてのストーリーがかなり複雑で
当時の俺には何回クリアしても理解できなかった。
アルティマニア発売されて、もちろん買ったんだけど。
どうしても全体の「流れ」が頭に入ってこなかった。
今ならなんとなく理解できた。
普通にやるぶんには全然いらない知識なんだけど、
一度手出したらやっぱ全部知りたいって思うんですよねー。
クロノクロスの序盤のイベントで
レナかキッドを仲間にするっていうのがあるんだが。
アナタはレナ派?キッド派?
俺はレナ派wwwwwwwwwwwwwww
だって普通にカワユスすぎだろw
ちなみにドラクエ5ではフローラ派なwwwwwwwww
まぁここはキッド好きでもレナ選んでおくべき。
キッドは後から絶対仲間になるけど、
レナはここで選ばないと仲間にならない。
あとレナ選んでおくとイベントがあるwwwwww
次の街へいくことになるんだが、
ここでキッドと再会することに。
広場にいくとイベント発生なんだけど、
広場へ行く前にレナを仲間にした状態で宿屋にいく!
そして泊まる!
そうすると広場に行った時、
キッド「おいおい、いきなり若い娘つれてホテルかよ・・・。
おとなしそうな顔してやるな・・・。」
とか言われるwwwwwww
(*´д`*)・・・・。
プロデユーサー田中Pじゃねーかw
やっぱ田中さんはすごいなぁ。
FF13も田中さんに作ってもらいたかった。
もう13始まる前から終わってるよね。
何あの邪気眼だらけの主人公。。。
というわけでコピペ。
[クロノ・クロスストーリー考察]
【時喰いの誕生】
クロノ達の活躍により、A.D.1999の<ラヴォスの日>は回避された。
しかし、それは新たな物語の始まりに過ぎなかった・・・。
クロノ達の時間軸において倒されたラヴォスは新たな宇宙生命体<時喰い>
に進化、時の闇の彼方に巣くい、憎しみや怒り、絶望など、負の感情を持つ
生命との融合を続けていった。
時喰いはこの星の生存競争に敗れていった生命たちの怨念の集合体である。
この世のすべての生命が、生きのびるために
必死になって戦い、敗者を喰らい・・・・・・
一つの生命を生かすために、別の生命を殺すのか?
一つの世界を生かすために、別の世界を滅ぼすのか?
傷ついた者が、自分より弱い者を傷つけ、苦しめる・・・・・・
殺すものと殺されるもの、裁かれる罪人と、裁く犠牲者しかいない・・・・・・
そんな世界に、どんな意味がある? (時喰い、星の塔にて)
B.C.12000、古代魔法王国ジールが次元の渦に飲まれた際行方不明となった
王女サラも、その深い絶望ゆえに時喰いに飲み込まれてしまった。
時喰いの目的はただ一つ、時空を喰らい、すべてを無に帰すことである。
もう一度、すべてを初めからやりなおすために。
【ガッシュ、時喰いを垣間見る】
次元の渦に飲まれ、B.C.12000よりA.D.2300年代に時を超えてきたジール王国
の理の賢者ガッシュは、クロノ達の活躍により改変された平和な未来で、狂気
に陥ることもなく、時間研究室を開設。未来の科学技術に加え自身の古代王国時代の
知識も生かし、時間制御の研究を始めていた。
そんな折、当時まだ島もないエルニド海にて重力場が発見され、それに続いて
凍てついた炎が発掘された。凍てついた炎の正体は、異星生命体ラヴォスの一部である。
おそらくガッシュは凍てついた炎を介して、時の闇の彼方に巣くう時喰いの
存在を察知したのだろう。このままではいずれ世界は無に帰してしまうことを知った
ガッシュは、ある時間制御プロジェクトを始動する。
【プロジェクト・キッド】
世界を破滅から救うためには、時喰いを解放するしかない。
時喰いの解放に必要なものは二つ・・・・・・調停者とクロノクロス。
調停者とは、凍てついた炎を介して炎の本体であるラヴォスとリンクし、
ラヴォスと星の生命の調停を務めることが可能な、「炎に選ばれた者」である。
調停者は強大な力を手中にできるが、その力を生命同士の“調停”、すなわち
二者の争いを止めさせ、争いの元凶である負の感情を還元する方向へと
向かなかった場合、時喰いと化して世界を破滅へ導く危険性を持っている。
いずれにしろ、調停者が時喰いを解放しないかぎり、いずれ時空は無に帰る。
一方、クロノクロスはエレメントとして使用することにより、六つのエレメント
の音を引き出し、憎しみと悲しみを癒す生命の歌を紡ぎ出す。
しかしエレメントやクロノクロスはこの時間軸には存在しない。
もう一つの時間軸・・・B.C.6500万年の滅亡を回避し、ラヴォスとの接触によって
異常進化を遂げた人類とは違い、星と共に歩み進化した恐竜人・・・「龍人」達
の繁栄する時間軸に、クロノクロス(を生み出すのに必要な技)は存在する。
ガッシュは、なんとかして自分達の時間軸にクロノクロスを持ち込もうとした。
そこで案出されたのが「タイム・クラッシュ」である。
凍てついた炎の力を利用した反時間化現象、その失敗によるタイム・クラッシュ。
ガッシュは、後にエルニドの人工島に設立されるクロノポリスの研究員たちが
タイム・クラッシュを引き起こすよう、画策していたのである。
タイム・クラッシュによって龍人達の時間軸が横滑りしてくることをガッシュが
どうして予測できたのかは明らかではない。しかし、ガッシュは明らかにそれを
意図し、狙っていた。
しかし、龍人達の時間軸が横滑りしてくることで、必ずや人類と龍人の間で争い
が起こるであろう。その争いに人類が敗れてしまえば、元も子もない。
おそらくそう考えたであろうガッシュは、後のクロノポリスのメーン・コンピュータ
「フェイト」を人類の守護者として考案、初代責任者としてその開発にとりかかった。
フェイトの原型は、2300年にすでに完成されていた大型試作機マザーブレインである。
ガッシュはフェイトの暴走防止のため旧マザーブレインの代からそのシステム中枢に
セーフティ・プログラム「プロメテウス」を組み込んでいた。この回路は初期
アシュティア型の基礎を完成させたルッカ・アシュティアの思想に基づいて設計
されたものだった。ルッカは歴史改変の旅からの帰還後、未来へと帰ったプロメテス
(ロボ)に想いを馳せて、このシステム理論を完成させたのだろう。
こうしてすべての準備を整えたガッシュは、クロノポリスの設立を前に
ネオ・シルバードで過去へと飛んだ。次なる目的は、クロノポリスと共に過去へ
飛んだ凍てついた炎に接触した人間を探し出すことである。
なお、ガッシュがサラの分身であるキッドの誕生をも予期し、計画していたのか、
していなかったとしたら後にキッド=サラであることに気付いていたのかどうかは
一切明らかにされていない。しかしプロジェクト名が「プロジェクト・キッド」で
あることからも、キッドとサラの繋がりに関しては何らかの方法で掴んでいた可能性
は高い。
【タイム・クラッシュ、フェイトと龍神の戦い】
ガッシュが姿を消した後A.D.2400、ガッシュの目論見どおりクロノポリスの研究員
たちは反時間化現象のトレース実験を実行、失敗し、タイム・クラッシュを引き起こした。
それによってクロノポリスは内部の職員諸共B.C.10000年代の過去へと飛んだ。
同時に龍人達の繁栄している時間軸からディノポリス(星の塔)が出現、クロノポリス
とディノポリスの戦いの火蓋が切って落とされた。人類の守護者・フェイトに対抗するは
龍人達が自然制御用に開発した生体マシン・龍神である。激闘の末龍神に打ち勝った
フェイトは、自然のエネルギーをコントロールするため龍神を六体に分離、各地に封印
した。
【エレメント、運命の書の作成】
その後フェイトはエルニドの多島海化計画を実行。龍人たちの技術を利用して
エレメントが作られたのもこの頃である。そして、研究所員たちは未来についての
記憶を消去され、神の庭(クロノポリス)の外へ。エルニド諸島の原住民となる。
フェイトは自分の知る未来の歴史に大きな影響を及ぼさぬよう、運命の書を使って
エルニドの人々を監視、時には暗示を用いて操作し、ゼナン大陸との接触を極力
減らすよう誘導した(神の庭では外界とは異質な時間が流れている、という設定
だが、これはすなわち神の庭では未来の時間が流れている、ということだろう。
つまり神の庭内部のみ未来の世界なのだ。もし未来の世界にフェイトの存在する
可能性事象がなくなってしまえば、神の庭は消滅することになる)。
ちなみに、龍族は生存競争に敗れたとはいえ、その後も細々とエルニドに棲息して
いたようで、現在のガルドーブの先祖に当たる人間達のように、龍人に対して
友好的な者もいたようである。彼らに共生の証として龍人が託したのが龍の涙である。
【クロノ・トリガー】
A.D.900に入り、ゼナン大陸の人間がエルニドに入植を開始する。それに伴い
亜人達は辺境に追いやられることとなる。人間と亜人の対立の始まりである。
そして1003年、エルニドのアルニにセルジュが誕生する。後の接触者である。
その二年後、ゼナン大陸のガルディア王国は崩壊。
1006年、幼いセルジュはヒョウ鬼に襲われ、瀕死の重傷を負う。
この時、次元の渦に落ちていた王女サラは、セルジュの泣き声を聴き、彼を救う
ために時空への接触を図る。サラの分身であるキッドが誕生したのは、この時
である(ちなみにこの時サラのペンダントも分裂したと考えるのが都合がよい。
すなわち、キッドのペンダントと、ガルディア王国に伝わるペンダントである)。
サラの時空への干渉によって大規模な磁気嵐が発生したため、フェイトのシステム
が一時的にダウン。神の庭への門が開かれた。瀕死の息子をマブーレの呪医
のもとへ連れて行くため友人ミゲルと共に内海に出ていたワヅキは遭難し、
神の庭に漂着する。凍てついた炎の声に導かれるままワヅキはクロノポリス中枢
に進み、セルジュは凍てついた炎を接触、傷を癒された。
この時、プロメテウス回路が発動、凍てついた炎をロックした。
すでに暴走を始めていたフェイトによる炎の悪用を阻止するためであろう。
炎への接触を閉ざされたフェイトは初めてプロメテウスの存在に気付き、
炎のロック解除のため動き出すことになる。
一方、炎に選ばれた者ではないワヅキは凍てついた炎に近づくことで精神が不安定化、
アルニに帰還後ほどなくして姿を消す。ヤマネコに変貌したワヅキの意志は、
次第にフェイトの意志と一体化していった。友人のミゲルはフェイトの力に魅せられ、
神の庭に固着することになる。
【ツクヨミの誕生、セルジュの死】
磁気嵐によってフェイトのシステムがダウンしている間、龍神への時間的封印が
破れ、龍の分離した一部として七番目の龍・ツクヨミが誕生した。ツクヨミは
他の龍ほど大きい役割は持ち得ず、あくまでもエレメントを統合するための付属的
な存在である。彼女の目的は凍てついた炎を人間の手から奪取すること。
炎のロック解除という目的が一致したツクヨミとフェイトは、一時的に手を組むこと
になる。
フェイトはルッカと捕え炎のロックを解除させることを狙っていた。
セルジュの存在は邪魔なだけだと考えたのか、1010年、オパーサの浜でセルジュ
を溺死させる(しかし、なぜセルジュを捕えロックを解除する方法を選ばなかった
のかは謎。ルッカを捕えるよりこちらの方が手っ取り早いだろう)。
【パラレルワールドの誕生】
調停者を探していたガッシュは、おそらくこの時代でセルジュの存在を知ったのだろう。
「神の庭に漂着した人間」の話は、マブーレの呪医も語っていたとおり、当時は
比較的有名な話であったようだから、ガッシュが知ることも難しくなかったはず
である。やっと接触者の存在を掴んだガッシュだが、しかしその後セルジュが
フェイトに殺されたことを知った。そこで未来のキッドにセルジュの救出を依頼
したのだろう(なぜキッドを選んだのかは不明)。
未来から来たキッドはヤマネコの手からセルジュを救出。セルジュの運命が
二つに別れたことでパラレルワールドが誕生する。パラレルワールドは本来
簡単に誕生するものではないと思われるが、セルジュが調停者であることが
特別な影響を及ぼしたのだろう。ちなみに、セルジュを救出した後キッドはもとの
時代に帰ったであろうから、ホームワールドのキッドがセルジュを救ったキッド、
ということになる(ゲーム中には登場しないが)。
パラレルワールドの出現はフェイトにとって想定外の事態だった。
ホームワールドでは調停者セルジュの存在によって遠い未来に世界が滅亡する可能性
が濃厚になり、神の庭は死海となり、フェイトは世界に介入できなくなってしまった。
フェイトはかろうじて運命の書からホームワールドの情報を受信することを続け、
ミゲルを監視者としてそのまま固着させた。
【ルッカの死、ヤマネコの陰謀】
一方、ルッカはヤマネコらに捕えられるも、炎のロックを解除することを拒否し、
死亡(自殺か他殺かは不明)。ここに至ってパラレルワールドの存在がフェイトにとって
僥倖となり、彼はセルジュが自分の世界へ接触してくるのを待つことになる。
ロックの解除に必要なのは、セルジュの体。そのため、ヤマネコは凍てついた炎の
情報をエサに、パレポリと蛇骨双方を利用する。オーチャに龍の涙を盗ませ、
パレポリの侵攻を警戒する蛇骨に古龍の砦の起動をそそのかす。そしてセルジュを
砦に呼び寄せ、儀式を開始。目論見どおりセルジュの体を奪取する。
(ちなみに、フェイトがセルジュの次元移動を予期できたのは、セルジュが孤児院
でキッドを救出する姿を目撃したからかもしれない。ただ、プレイヤーの行動
によってはキッドを救出しない場合もありうるので、この点は保留。また、セルジュ
がキッドを救出した場合、キッドの星色のお守り袋にはルッカの時のたまご試作品
とともにセルジュの木彫りのペンダントが入っていることになる)
【解放の時】
その後フェイトは倒れ、龍神達は復活、再びひとつに集う(ただ、龍神本体はすでに
時喰いに飲み込まれているので、星の塔に姿を現した龍神は時喰いのこの世界における
仮の姿である)。
星の塔・再生を見上げて、後は時喰いを倒すだけだと言う仲間に、キッドは憎み合い
争うだけでは何も変わらないと言う。時喰いは倒しても消えない。その悲しみと憎しみ
から解放しないかぎり、世界に未来はないのだ。
そして、全ての始まりの場所、オパーサの浜で、旅は終わる。浜に現れたルッカ、クロノ、
マールの語る言葉(ちなみにこの時のルッカの言う、すべてが終わった後キッドには
10年前に飛んで溺れているセルジュを助けてもらうことになる云々という話は、
不可解である。すべてが終わればすでに時の闇の彼方に時喰いは存在せず、計画も
完了するのだから、そんな必要はないはずである)。
そして、時喰いとの戦い。クロノクロスの癒しのハーモニーが、時喰いの、サラの、
絶望・悲しみ・憎しみを癒してゆく。
ずっと、待っていたわ・・・・・・
この瞬間を・・・・・・
意味もなく傷つけられ、
失われてゆく生命たち・・・・・・
かき消されてゆく言葉、
埋もれてゆく想い・・・・・・
バラバラにほどけてゆく細胞の海・・・・・・
溶けてゆく意識の残響・・・・・・
愛するゆえの憎しみ・・・・・・
憎むがゆえの愛しさ・・・・・・
何のために生まれ、
何のために死ぬのか・・・?
進化・・・・・・
傷つけ合い、殺し合い・・・・・・、
弱肉強食の果てに
何が得られるというのか?
ここで加藤はサラの想いに託して「弱肉強食に意味はあるのか?生存競争に敗れ、
死んでゆく生命の悲しみと憎しみを一体何が贖ってくれるのか?」という問題提起
をしている。「弱肉強食という自然の摂理が支配する世界、そこで繰り返される
争いと憎しみの連鎖への憎しみと悲しみ、絶望」がサラの無への衝動の源だった。
この「弱肉強食」は物語の多くの箇所で強調されている。他の生命を駆逐していく人間、
彼らに敗れ死んでゆく生命たち(ドワッフ、ヒドラ、亜人、龍神など)の姿。
星という名の一個の「卵」と、
そこに群がる、無数の生命という名の「種子」・・・・・・
その無数の種子のなかの一つと、
星が結ばれたとき、新たな宇宙が生まれる。
そこに至るまでの、何十億という歳月と、
無数の、生まれ、死んでいった生命・・・・・・
それはすべて、
その一瞬のためだけに、あった。
宇宙がさらなる、次の次元に
進化するために・・・・・・。
ここで生存競争に勝った生命は宇宙と結ばれ、そして宇宙が新たな次元に進化する、
ということが説かれる。生存競争・弱肉強食に「意味」が付与されたわけだ。
それではあらゆる生命は、
星と結ばれるただ一個の生命を
生み出すために
生まれ、死んで行く・・・・・・、
捨て石にすぎないと言うのか?
いいえ、それは違う。
すべての生命に、チャンスはある。
星と結ばれる唯一の生命は、
「あなた」なのかもしれない。
遺伝、環境といった、自分に与えられた、
限られた条件のもとでベストをつくし、
自らの生命をまっとうしようとする生命は、
新たな宇宙に連なる黄金の輪の一つ。
どれかひとつ欠けても、「未来」はない。
この世にムダな生命、
捨て石の生命などというものはない。
森羅万象あらゆるものが、
「いのち」の夢を
みているのかもしれない。
では、競争に敗れ、死んでいった生命は何なのか?いい面の皮ではないか?
彼らは無駄死にではないのか?
この問に対してクロノクロスの示した答は
「すべての生命に可能性はある。生き残るために努力する無数の、すべての生命、
あらゆる生命が全体で一つのものであり、新たな宇宙へと繋がる生命の輪である。
この世に無駄な死・生命などない」
こうして生存競争を積極的に捉え、肯定することで、サラ(そして時喰い)は
その悲しみと憎しみから「解放」される。時喰いは生存競争に敗れた生命の「怨念」
の集合体だから、その「怨念」が癒されれば、時喰いの存在は消える。
ああ、俺たちの死って無意味じゃなかったんだな、と。
時喰いの「時空を喰らい全てを無に帰す」という行動特性と、サラの「無に帰りたい
という強い衝動」も、「こんな悲しい世界は消してしまいたい」という意思の表出
だったのだろう。
だが、生存競争に敗れた生命は、決して無駄な存在などではなかった。
彼らにも星と結ばれる可能性があった。生命が互いにぶつかり合った結果、
敗者が生まれ、敗者が生まれたことで、勝者も生まれる。そして勝者はいまだ見果てぬ
「夢」に向かって、さらなる生存競争に赴く。クロノクロスの奏でる星の音は、
悲しみと憎しみに囚われた敗者に、彼らの生と、そして死に、「意味」があることを教えた。
こうして、クロノクロスの癒しのハーモニーは、生存競争から生まれたすべての悲しみや憎しみを一つの「夢」へと還元し、癒したのである。
【別たれた時は、ふたたび…】
そして、すべてのものは本来あるべき場所に還り、「運命」も「計画」も関与しない、
新たな生を歩み始める。たとえセルジュが仲間との冒険を、キッドとの出会いを
忘れてしまっても、自らの過去を受け容れたサラ・キッド・ジールは、セルジュを
捜し求めるだろう。
【追記:ズルワーンについて一言】
エンディングメッセージでチラっと出てくる「ズルワーン」。
ズルワーンとはズルワーン教(ゾロアスター教ではない。ただし、ズルワーン教は
独立した宗教というよりも、神学と言ったほうが近い)の至高神。
前四世紀後半の文書にすでにその観念が記されているが、起源自体は遙か以前に
遡るとされる。ズルワーンは双子を生もうとしている有翼の両性具有神として
表されている。時間と運命を司る始原神であり、そこから善神オフルマズドと
悪神アフリマンが生まれた。ズルワーンは「無限の時間」(ズルワーン・アカラナ)
として表現されており、その「無限の時間」から「長い自律的な時間」が生まれ、
12000年(あるいは9000年)持続し、再び「無限の時間」に回帰するとされている。
ここまで深いゲームってなかなかないよね。
ちなみに俺はセルジュよりもヤマネコのほうが好き!
途中で体入れ替わっちゃうんだよねー。
エターナルゼロ
相手は死ぬ
ヤマネコになってキッド達と戦うの好きだったなー。
「ははは、見ろ!人がゴミのようだ!」
強くてニューゲームだしなw
おしまい。
途中から貼り付けるコピペは俺があとでじっくり読むたのものです。
曲みっけた!
人のブログなんでh付記で張っとくか・・。
ttp://topicscollector.blog55.fc2.com/blog-entry-1017.html#more
前半がクロノトリガーで
後半がクロノクロスです。
クロスの曲はマジで名曲!
今聞いても鳥肌立つもん。
キッドが後ろ振り向くシーンとかまじヤバイ。
瞳に吸い込まれるってああいうこというんだろなってオモタ。
とりあえずこれは聞いたほうがいい!
ちなみにクロスの曲は高校の時、着メロにしてた。
授業中鳴ったとき恥ずかしくて死にそうだったの覚えてるw
他にもみつけてこよっと。
最初に発売されたクロノトリガーは俺が小学生の時に出たんだったかなー。
おそらく過去最高のRPGだった。
もう何十周もクリアしたね。
エンディング11個だか12個あったんだよね。
RPG好きなら1度は絶対やっておくべき!
滅亡する未来を変えるために主人公達が過去から未来「時間」まで旅するっていうストーリー。
もともとSFCだったけど今はPSのザベストで出てるはず。
つってもかなり前に出たやつだけど。
で、中学くらいのときか?
クロノトリガーの続編が出た。
クロノクロス
こっちは主人公達が「時間」ではなく「次元」を旅するストーリーだった。
主人公が海で溺死したとき、
「主人公が溺死しなかった世界」
「主人公が溺死した世界」
2つの世界ができて冒険するっていうのだった。
いあー当時としてはかなり面白かったですね。
フルポリゴンっていうのも他にあんまりなかったし。
仲間になるキャラ40人くらいいたんだよね。
ただ・・。
全体としてのストーリーがかなり複雑で
当時の俺には何回クリアしても理解できなかった。
アルティマニア発売されて、もちろん買ったんだけど。
どうしても全体の「流れ」が頭に入ってこなかった。
今ならなんとなく理解できた。
普通にやるぶんには全然いらない知識なんだけど、
一度手出したらやっぱ全部知りたいって思うんですよねー。
クロノクロスの序盤のイベントで
レナかキッドを仲間にするっていうのがあるんだが。
アナタはレナ派?キッド派?
俺はレナ派wwwwwwwwwwwwwww
だって普通にカワユスすぎだろw
ちなみにドラクエ5ではフローラ派なwwwwwwwww
まぁここはキッド好きでもレナ選んでおくべき。
キッドは後から絶対仲間になるけど、
レナはここで選ばないと仲間にならない。
あとレナ選んでおくとイベントがあるwwwwww
次の街へいくことになるんだが、
ここでキッドと再会することに。
広場にいくとイベント発生なんだけど、
広場へ行く前にレナを仲間にした状態で宿屋にいく!
そして泊まる!
そうすると広場に行った時、
キッド「おいおい、いきなり若い娘つれてホテルかよ・・・。
おとなしそうな顔してやるな・・・。」
とか言われるwwwwwww
(*´д`*)・・・・。
プロデユーサー田中Pじゃねーかw
やっぱ田中さんはすごいなぁ。
FF13も田中さんに作ってもらいたかった。
もう13始まる前から終わってるよね。
何あの邪気眼だらけの主人公。。。
というわけでコピペ。
[クロノ・クロスストーリー考察]
【時喰いの誕生】
クロノ達の活躍により、A.D.1999の<ラヴォスの日>は回避された。
しかし、それは新たな物語の始まりに過ぎなかった・・・。
クロノ達の時間軸において倒されたラヴォスは新たな宇宙生命体<時喰い>
に進化、時の闇の彼方に巣くい、憎しみや怒り、絶望など、負の感情を持つ
生命との融合を続けていった。
時喰いはこの星の生存競争に敗れていった生命たちの怨念の集合体である。
この世のすべての生命が、生きのびるために
必死になって戦い、敗者を喰らい・・・・・・
一つの生命を生かすために、別の生命を殺すのか?
一つの世界を生かすために、別の世界を滅ぼすのか?
傷ついた者が、自分より弱い者を傷つけ、苦しめる・・・・・・
殺すものと殺されるもの、裁かれる罪人と、裁く犠牲者しかいない・・・・・・
そんな世界に、どんな意味がある? (時喰い、星の塔にて)
B.C.12000、古代魔法王国ジールが次元の渦に飲まれた際行方不明となった
王女サラも、その深い絶望ゆえに時喰いに飲み込まれてしまった。
時喰いの目的はただ一つ、時空を喰らい、すべてを無に帰すことである。
もう一度、すべてを初めからやりなおすために。
【ガッシュ、時喰いを垣間見る】
次元の渦に飲まれ、B.C.12000よりA.D.2300年代に時を超えてきたジール王国
の理の賢者ガッシュは、クロノ達の活躍により改変された平和な未来で、狂気
に陥ることもなく、時間研究室を開設。未来の科学技術に加え自身の古代王国時代の
知識も生かし、時間制御の研究を始めていた。
そんな折、当時まだ島もないエルニド海にて重力場が発見され、それに続いて
凍てついた炎が発掘された。凍てついた炎の正体は、異星生命体ラヴォスの一部である。
おそらくガッシュは凍てついた炎を介して、時の闇の彼方に巣くう時喰いの
存在を察知したのだろう。このままではいずれ世界は無に帰してしまうことを知った
ガッシュは、ある時間制御プロジェクトを始動する。
【プロジェクト・キッド】
世界を破滅から救うためには、時喰いを解放するしかない。
時喰いの解放に必要なものは二つ・・・・・・調停者とクロノクロス。
調停者とは、凍てついた炎を介して炎の本体であるラヴォスとリンクし、
ラヴォスと星の生命の調停を務めることが可能な、「炎に選ばれた者」である。
調停者は強大な力を手中にできるが、その力を生命同士の“調停”、すなわち
二者の争いを止めさせ、争いの元凶である負の感情を還元する方向へと
向かなかった場合、時喰いと化して世界を破滅へ導く危険性を持っている。
いずれにしろ、調停者が時喰いを解放しないかぎり、いずれ時空は無に帰る。
一方、クロノクロスはエレメントとして使用することにより、六つのエレメント
の音を引き出し、憎しみと悲しみを癒す生命の歌を紡ぎ出す。
しかしエレメントやクロノクロスはこの時間軸には存在しない。
もう一つの時間軸・・・B.C.6500万年の滅亡を回避し、ラヴォスとの接触によって
異常進化を遂げた人類とは違い、星と共に歩み進化した恐竜人・・・「龍人」達
の繁栄する時間軸に、クロノクロス(を生み出すのに必要な技)は存在する。
ガッシュは、なんとかして自分達の時間軸にクロノクロスを持ち込もうとした。
そこで案出されたのが「タイム・クラッシュ」である。
凍てついた炎の力を利用した反時間化現象、その失敗によるタイム・クラッシュ。
ガッシュは、後にエルニドの人工島に設立されるクロノポリスの研究員たちが
タイム・クラッシュを引き起こすよう、画策していたのである。
タイム・クラッシュによって龍人達の時間軸が横滑りしてくることをガッシュが
どうして予測できたのかは明らかではない。しかし、ガッシュは明らかにそれを
意図し、狙っていた。
しかし、龍人達の時間軸が横滑りしてくることで、必ずや人類と龍人の間で争い
が起こるであろう。その争いに人類が敗れてしまえば、元も子もない。
おそらくそう考えたであろうガッシュは、後のクロノポリスのメーン・コンピュータ
「フェイト」を人類の守護者として考案、初代責任者としてその開発にとりかかった。
フェイトの原型は、2300年にすでに完成されていた大型試作機マザーブレインである。
ガッシュはフェイトの暴走防止のため旧マザーブレインの代からそのシステム中枢に
セーフティ・プログラム「プロメテウス」を組み込んでいた。この回路は初期
アシュティア型の基礎を完成させたルッカ・アシュティアの思想に基づいて設計
されたものだった。ルッカは歴史改変の旅からの帰還後、未来へと帰ったプロメテス
(ロボ)に想いを馳せて、このシステム理論を完成させたのだろう。
こうしてすべての準備を整えたガッシュは、クロノポリスの設立を前に
ネオ・シルバードで過去へと飛んだ。次なる目的は、クロノポリスと共に過去へ
飛んだ凍てついた炎に接触した人間を探し出すことである。
なお、ガッシュがサラの分身であるキッドの誕生をも予期し、計画していたのか、
していなかったとしたら後にキッド=サラであることに気付いていたのかどうかは
一切明らかにされていない。しかしプロジェクト名が「プロジェクト・キッド」で
あることからも、キッドとサラの繋がりに関しては何らかの方法で掴んでいた可能性
は高い。
【タイム・クラッシュ、フェイトと龍神の戦い】
ガッシュが姿を消した後A.D.2400、ガッシュの目論見どおりクロノポリスの研究員
たちは反時間化現象のトレース実験を実行、失敗し、タイム・クラッシュを引き起こした。
それによってクロノポリスは内部の職員諸共B.C.10000年代の過去へと飛んだ。
同時に龍人達の繁栄している時間軸からディノポリス(星の塔)が出現、クロノポリス
とディノポリスの戦いの火蓋が切って落とされた。人類の守護者・フェイトに対抗するは
龍人達が自然制御用に開発した生体マシン・龍神である。激闘の末龍神に打ち勝った
フェイトは、自然のエネルギーをコントロールするため龍神を六体に分離、各地に封印
した。
【エレメント、運命の書の作成】
その後フェイトはエルニドの多島海化計画を実行。龍人たちの技術を利用して
エレメントが作られたのもこの頃である。そして、研究所員たちは未来についての
記憶を消去され、神の庭(クロノポリス)の外へ。エルニド諸島の原住民となる。
フェイトは自分の知る未来の歴史に大きな影響を及ぼさぬよう、運命の書を使って
エルニドの人々を監視、時には暗示を用いて操作し、ゼナン大陸との接触を極力
減らすよう誘導した(神の庭では外界とは異質な時間が流れている、という設定
だが、これはすなわち神の庭では未来の時間が流れている、ということだろう。
つまり神の庭内部のみ未来の世界なのだ。もし未来の世界にフェイトの存在する
可能性事象がなくなってしまえば、神の庭は消滅することになる)。
ちなみに、龍族は生存競争に敗れたとはいえ、その後も細々とエルニドに棲息して
いたようで、現在のガルドーブの先祖に当たる人間達のように、龍人に対して
友好的な者もいたようである。彼らに共生の証として龍人が託したのが龍の涙である。
【クロノ・トリガー】
A.D.900に入り、ゼナン大陸の人間がエルニドに入植を開始する。それに伴い
亜人達は辺境に追いやられることとなる。人間と亜人の対立の始まりである。
そして1003年、エルニドのアルニにセルジュが誕生する。後の接触者である。
その二年後、ゼナン大陸のガルディア王国は崩壊。
1006年、幼いセルジュはヒョウ鬼に襲われ、瀕死の重傷を負う。
この時、次元の渦に落ちていた王女サラは、セルジュの泣き声を聴き、彼を救う
ために時空への接触を図る。サラの分身であるキッドが誕生したのは、この時
である(ちなみにこの時サラのペンダントも分裂したと考えるのが都合がよい。
すなわち、キッドのペンダントと、ガルディア王国に伝わるペンダントである)。
サラの時空への干渉によって大規模な磁気嵐が発生したため、フェイトのシステム
が一時的にダウン。神の庭への門が開かれた。瀕死の息子をマブーレの呪医
のもとへ連れて行くため友人ミゲルと共に内海に出ていたワヅキは遭難し、
神の庭に漂着する。凍てついた炎の声に導かれるままワヅキはクロノポリス中枢
に進み、セルジュは凍てついた炎を接触、傷を癒された。
この時、プロメテウス回路が発動、凍てついた炎をロックした。
すでに暴走を始めていたフェイトによる炎の悪用を阻止するためであろう。
炎への接触を閉ざされたフェイトは初めてプロメテウスの存在に気付き、
炎のロック解除のため動き出すことになる。
一方、炎に選ばれた者ではないワヅキは凍てついた炎に近づくことで精神が不安定化、
アルニに帰還後ほどなくして姿を消す。ヤマネコに変貌したワヅキの意志は、
次第にフェイトの意志と一体化していった。友人のミゲルはフェイトの力に魅せられ、
神の庭に固着することになる。
【ツクヨミの誕生、セルジュの死】
磁気嵐によってフェイトのシステムがダウンしている間、龍神への時間的封印が
破れ、龍の分離した一部として七番目の龍・ツクヨミが誕生した。ツクヨミは
他の龍ほど大きい役割は持ち得ず、あくまでもエレメントを統合するための付属的
な存在である。彼女の目的は凍てついた炎を人間の手から奪取すること。
炎のロック解除という目的が一致したツクヨミとフェイトは、一時的に手を組むこと
になる。
フェイトはルッカと捕え炎のロックを解除させることを狙っていた。
セルジュの存在は邪魔なだけだと考えたのか、1010年、オパーサの浜でセルジュ
を溺死させる(しかし、なぜセルジュを捕えロックを解除する方法を選ばなかった
のかは謎。ルッカを捕えるよりこちらの方が手っ取り早いだろう)。
【パラレルワールドの誕生】
調停者を探していたガッシュは、おそらくこの時代でセルジュの存在を知ったのだろう。
「神の庭に漂着した人間」の話は、マブーレの呪医も語っていたとおり、当時は
比較的有名な話であったようだから、ガッシュが知ることも難しくなかったはず
である。やっと接触者の存在を掴んだガッシュだが、しかしその後セルジュが
フェイトに殺されたことを知った。そこで未来のキッドにセルジュの救出を依頼
したのだろう(なぜキッドを選んだのかは不明)。
未来から来たキッドはヤマネコの手からセルジュを救出。セルジュの運命が
二つに別れたことでパラレルワールドが誕生する。パラレルワールドは本来
簡単に誕生するものではないと思われるが、セルジュが調停者であることが
特別な影響を及ぼしたのだろう。ちなみに、セルジュを救出した後キッドはもとの
時代に帰ったであろうから、ホームワールドのキッドがセルジュを救ったキッド、
ということになる(ゲーム中には登場しないが)。
パラレルワールドの出現はフェイトにとって想定外の事態だった。
ホームワールドでは調停者セルジュの存在によって遠い未来に世界が滅亡する可能性
が濃厚になり、神の庭は死海となり、フェイトは世界に介入できなくなってしまった。
フェイトはかろうじて運命の書からホームワールドの情報を受信することを続け、
ミゲルを監視者としてそのまま固着させた。
【ルッカの死、ヤマネコの陰謀】
一方、ルッカはヤマネコらに捕えられるも、炎のロックを解除することを拒否し、
死亡(自殺か他殺かは不明)。ここに至ってパラレルワールドの存在がフェイトにとって
僥倖となり、彼はセルジュが自分の世界へ接触してくるのを待つことになる。
ロックの解除に必要なのは、セルジュの体。そのため、ヤマネコは凍てついた炎の
情報をエサに、パレポリと蛇骨双方を利用する。オーチャに龍の涙を盗ませ、
パレポリの侵攻を警戒する蛇骨に古龍の砦の起動をそそのかす。そしてセルジュを
砦に呼び寄せ、儀式を開始。目論見どおりセルジュの体を奪取する。
(ちなみに、フェイトがセルジュの次元移動を予期できたのは、セルジュが孤児院
でキッドを救出する姿を目撃したからかもしれない。ただ、プレイヤーの行動
によってはキッドを救出しない場合もありうるので、この点は保留。また、セルジュ
がキッドを救出した場合、キッドの星色のお守り袋にはルッカの時のたまご試作品
とともにセルジュの木彫りのペンダントが入っていることになる)
【解放の時】
その後フェイトは倒れ、龍神達は復活、再びひとつに集う(ただ、龍神本体はすでに
時喰いに飲み込まれているので、星の塔に姿を現した龍神は時喰いのこの世界における
仮の姿である)。
星の塔・再生を見上げて、後は時喰いを倒すだけだと言う仲間に、キッドは憎み合い
争うだけでは何も変わらないと言う。時喰いは倒しても消えない。その悲しみと憎しみ
から解放しないかぎり、世界に未来はないのだ。
そして、全ての始まりの場所、オパーサの浜で、旅は終わる。浜に現れたルッカ、クロノ、
マールの語る言葉(ちなみにこの時のルッカの言う、すべてが終わった後キッドには
10年前に飛んで溺れているセルジュを助けてもらうことになる云々という話は、
不可解である。すべてが終わればすでに時の闇の彼方に時喰いは存在せず、計画も
完了するのだから、そんな必要はないはずである)。
そして、時喰いとの戦い。クロノクロスの癒しのハーモニーが、時喰いの、サラの、
絶望・悲しみ・憎しみを癒してゆく。
ずっと、待っていたわ・・・・・・
この瞬間を・・・・・・
意味もなく傷つけられ、
失われてゆく生命たち・・・・・・
かき消されてゆく言葉、
埋もれてゆく想い・・・・・・
バラバラにほどけてゆく細胞の海・・・・・・
溶けてゆく意識の残響・・・・・・
愛するゆえの憎しみ・・・・・・
憎むがゆえの愛しさ・・・・・・
何のために生まれ、
何のために死ぬのか・・・?
進化・・・・・・
傷つけ合い、殺し合い・・・・・・、
弱肉強食の果てに
何が得られるというのか?
ここで加藤はサラの想いに託して「弱肉強食に意味はあるのか?生存競争に敗れ、
死んでゆく生命の悲しみと憎しみを一体何が贖ってくれるのか?」という問題提起
をしている。「弱肉強食という自然の摂理が支配する世界、そこで繰り返される
争いと憎しみの連鎖への憎しみと悲しみ、絶望」がサラの無への衝動の源だった。
この「弱肉強食」は物語の多くの箇所で強調されている。他の生命を駆逐していく人間、
彼らに敗れ死んでゆく生命たち(ドワッフ、ヒドラ、亜人、龍神など)の姿。
星という名の一個の「卵」と、
そこに群がる、無数の生命という名の「種子」・・・・・・
その無数の種子のなかの一つと、
星が結ばれたとき、新たな宇宙が生まれる。
そこに至るまでの、何十億という歳月と、
無数の、生まれ、死んでいった生命・・・・・・
それはすべて、
その一瞬のためだけに、あった。
宇宙がさらなる、次の次元に
進化するために・・・・・・。
ここで生存競争に勝った生命は宇宙と結ばれ、そして宇宙が新たな次元に進化する、
ということが説かれる。生存競争・弱肉強食に「意味」が付与されたわけだ。
それではあらゆる生命は、
星と結ばれるただ一個の生命を
生み出すために
生まれ、死んで行く・・・・・・、
捨て石にすぎないと言うのか?
いいえ、それは違う。
すべての生命に、チャンスはある。
星と結ばれる唯一の生命は、
「あなた」なのかもしれない。
遺伝、環境といった、自分に与えられた、
限られた条件のもとでベストをつくし、
自らの生命をまっとうしようとする生命は、
新たな宇宙に連なる黄金の輪の一つ。
どれかひとつ欠けても、「未来」はない。
この世にムダな生命、
捨て石の生命などというものはない。
森羅万象あらゆるものが、
「いのち」の夢を
みているのかもしれない。
では、競争に敗れ、死んでいった生命は何なのか?いい面の皮ではないか?
彼らは無駄死にではないのか?
この問に対してクロノクロスの示した答は
「すべての生命に可能性はある。生き残るために努力する無数の、すべての生命、
あらゆる生命が全体で一つのものであり、新たな宇宙へと繋がる生命の輪である。
この世に無駄な死・生命などない」
こうして生存競争を積極的に捉え、肯定することで、サラ(そして時喰い)は
その悲しみと憎しみから「解放」される。時喰いは生存競争に敗れた生命の「怨念」
の集合体だから、その「怨念」が癒されれば、時喰いの存在は消える。
ああ、俺たちの死って無意味じゃなかったんだな、と。
時喰いの「時空を喰らい全てを無に帰す」という行動特性と、サラの「無に帰りたい
という強い衝動」も、「こんな悲しい世界は消してしまいたい」という意思の表出
だったのだろう。
だが、生存競争に敗れた生命は、決して無駄な存在などではなかった。
彼らにも星と結ばれる可能性があった。生命が互いにぶつかり合った結果、
敗者が生まれ、敗者が生まれたことで、勝者も生まれる。そして勝者はいまだ見果てぬ
「夢」に向かって、さらなる生存競争に赴く。クロノクロスの奏でる星の音は、
悲しみと憎しみに囚われた敗者に、彼らの生と、そして死に、「意味」があることを教えた。
こうして、クロノクロスの癒しのハーモニーは、生存競争から生まれたすべての悲しみや憎しみを一つの「夢」へと還元し、癒したのである。
【別たれた時は、ふたたび…】
そして、すべてのものは本来あるべき場所に還り、「運命」も「計画」も関与しない、
新たな生を歩み始める。たとえセルジュが仲間との冒険を、キッドとの出会いを
忘れてしまっても、自らの過去を受け容れたサラ・キッド・ジールは、セルジュを
捜し求めるだろう。
【追記:ズルワーンについて一言】
エンディングメッセージでチラっと出てくる「ズルワーン」。
ズルワーンとはズルワーン教(ゾロアスター教ではない。ただし、ズルワーン教は
独立した宗教というよりも、神学と言ったほうが近い)の至高神。
前四世紀後半の文書にすでにその観念が記されているが、起源自体は遙か以前に
遡るとされる。ズルワーンは双子を生もうとしている有翼の両性具有神として
表されている。時間と運命を司る始原神であり、そこから善神オフルマズドと
悪神アフリマンが生まれた。ズルワーンは「無限の時間」(ズルワーン・アカラナ)
として表現されており、その「無限の時間」から「長い自律的な時間」が生まれ、
12000年(あるいは9000年)持続し、再び「無限の時間」に回帰するとされている。
ここまで深いゲームってなかなかないよね。
ちなみに俺はセルジュよりもヤマネコのほうが好き!
途中で体入れ替わっちゃうんだよねー。
エターナルゼロ
相手は死ぬ
ヤマネコになってキッド達と戦うの好きだったなー。
「ははは、見ろ!人がゴミのようだ!」
強くてニューゲームだしなw
おしまい。
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